リップル(XRP)とは
リップルとは
リップル(Ripple)とは、Ripple Inc.によって開発が行われている分散型台帳技術を利用した即時グロス決済システム、 外国為替・送金ネットワークである。
即時グロス決済システムについては下の記事で紹介しています。
リップル(Ripple, Inc.)は社名
アメリカのカリフォルニア州に本拠を置く、金融機関を対象とする決済に特化したソフトウェアを開発する企業です。
リップルの会社情報は下のリンクから
通貨としてのリップル
ビットコインと異なり、リップル社が発行している中央集権型の仮想通貨です。
リップル(XRP)の役割
通貨と通貨の橋渡しとなるブリッジ通貨を目指しています。
送金速度が早く、他通貨で問題となっている送金詰まりや遅延も非常に発生しにくい、送金を最重要視した通貨です。
様々な会社が導入している
リップルの技術を採用している企業も多数存在します。
例として、メガバンクを抱えるSBIはリップルと共同会社(SBI Ripple Asia)を設立して、更には参加銀行が61行に及び、三井住友銀行やゆうちょ銀行等メガバンクも参加しているプロジェクトでリップル社技術を使用する、と計画されています。
SBI Ripple Asiaの公式サイトは下のリンクから
内外為替一元化コンソーシアム
SBI Ripple Asiaが事務局を務め、日本国内47行(2017年2月末現在)が参加しています。
外国為替に加えて内国為替も一元的に行う決済プラットフォーム「RCクラウド」をRipple Solutionを活用し構築し、実用化に向けて動いています。このシステムが実用化されると、銀行の垣根を越えて決済や送金が効率的に行われることが期待できます。
詳しくは下の動画の解説がわかりやすいです。
Japan Bank Consortium and Its Ripple-Powered Payments Platform